工事監督物語1 技能編
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3【本書の読み方・活用のヒント】建設に関心ある人へ・・工事現場を見学するときの着眼点です・・先人たちの技能や知恵を受け継いだ人たちが、どんな動作や段取りをしているかを観察してみよう。工事現場をのぞいたときに、「なるほど」と興味が倍増していきます。本書はそのきっかけになってくれるはずです。工事にこれから従事する新人の人へ・・不安と期待の中で自問自答して欲しいこと・・みんなで工事を完成させるということは、現場での人と人とのコミュニケーションが大変に大切であるということです。ベテランから若手まで50歳以上の年齢差があるかもしれません。でも目標は一つ。「無事工期内に引き渡す」という使命をお互い持っているのです。現場で指揮する人と作業する人の立場は異なっても、マインドの絆はつながっているのです。作業の身につけ方から施工、目のつけどころ、さらにはトラブルがあったときの判断など、この物語は、これから一人前になっていくイメージヒントになるはずです。工事監督(現場代理人)、職長(ベテラン技能者)、現場技術者の人へ・・良き指導者へパソコン、CAD、スマホなど情報ツールがどんどん発展して施工管理や作業チェックは身体を使うより画面を見ることが多くなっています。要はバランスです。図面を見て「おかしいなぁ」と気づくことがなければ、ミスを見逃してしまいます。そのミスをごまかそうと、ミスが大失敗に拡大し、社会的信用を失ってしまうこともあります。だからこそ、異常に気づく目を感覚的に養う必要があります。今の若い人たちに自らの体験を加えてアドバイスして下さい。「俺はこんなときこうして失敗したから、ここをもう一度チェックしよう」と後輩たちに一言話すだけで十分です。 主人公の良太に戻って、自分の生き方を思い出してくれる本書であったら幸いです。経営者、人事担当者、教育責任者の人へ・・自社には創業者の起業精神があるはずです。どんな想いで

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