工事監督物語1 技能編
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4建設会社を立ち上げたか。この創業精神を社内で若手へ伝えていくことはものづくりには大切です。それは会社としての社会的評価や仕事への責任感につながるからです。いわゆる社員の心の拠り所になっていくからです。今一度、どんな工事部門をつくるか、その中身と社員教育を見返してもらえたら幸いです。また、学生たちに「建設会社ではこんなことをするのだ」という教材に利用することもあるかもしれません。本書はマネジメントという、工事を統括管理する視点で描かれていません。したがって、ベテランの人たちの技能の学び方の一つだということです。今の教育とは違いますが、その土台は普遍だと思います。そこを誤解を招かないようにお願いします。    本書はプロ野球で言えば二軍でスター選手を目指した若手有望選手の下積みのところと言えます。このような教材は少ないでしょう。だからこそ本音で人材育成したいものです。注)本書の続編では〝現場代理人としての施工管理編〟を準備しています。   技術力や工事マネジメントの教材として、続編も参考にして下さい。●新人への研修の場において各章ごとに注目ポイントをまとめています。教育担当者がこのポイントを受講者に質問して、それぞれの感想を聞いて下さい。どんな意見でも、その中身を尊重して下さい。正しいか間違っているかは重要ではありません。新人たちは何も知らないわけですから予想外の反応があってもおかしくありません。特に工事経験者の教育担当者から見ると、「あれッ?」と訂正したくなることもあるでしょう。作業ルールや安全など明らかに好ましくない場合はその場で指摘すべきですが、主観的な意見は「なるほど、そうか」と受け入れて下さい。●読物として一気に読んで下さい。そしてその中から、何か芽生えていただけたら作者冥利につきます。この物語はフィクションであり、登場する人物・社名などは架空の設定です。企 画………ワンダーベル合同会社      中村 秀樹原作者………泰村 元次郎作 画………玄場 育三

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