働き方改革の理論と実践
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1 従来の「知識付与型OJT」の改善56…第Ⅰ部 若年社員の定着を図るマネジメント理論編 まず、知識付与型OJTと知識創造型OJTの違いを確認します。知識付与型OJTは、上司が正しい解決方法を知っているという前提で、部下に作業などを教える方法です。これに対して、知識創造型OJTは、現場の状況や変化を上司がすべて把握できているとは限らないので、部下と一緒に従来の知識を適用しながら、新しい問題解決法も創造しながら指導する方法です。 最初に、普通に使われている知識付与型OJTを確認しましょう。これは、若い社員に正しい工法の知識を与えて、行動を変えることを目的としています。つまり、マニュアルや決められている手順に従った行動を求める場合に、このOJT法を使います。この代表的な方法としては、次の「山本五十六氏」の教育方針が有名です。やってみせ  言って聞かせて  させてみて      ほめてやらねば  人は動かじ この言葉は、人材育成のポイントをわかりやすく説明しています。しかし、現代は高学歴化しており、個人能力が高くなっているので、「やってみせ」より先に、「言葉で説明する」ことを先に行う方が有効な時代になりました。

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