固定資産税は見直せる
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49第1節固定資産税の特色とは 一方、固定資産税は「賦課課税制度」によっており、つまり市町村という地方自治体が計算し、課税通知書を送付してくる税金です。 一般の方は、税務署が間違うはずがないという思い込みがあるため、送付されてきた納税通知書の内容を検証することなく、粛々と税金を納めているのです。 このような特色をもつ固定資産税に、解説書がない理由をおわかりいただけたでしょうか。2 固定資産税の解説書は必要ないか? それでは固定資産税の解説書は本当に必要がないと言いきってしまっていいのでしょうか。 そんなことはありません。 筆者(林)は、不動産実務コンサルタントとしての長年の経験から、固定資産税の課税には、それなりの頻度で間違いが発生していることを知っています。 賦課課税制度のため、納税者が気づきにくいだけで、さまざまな原因によって、適正に課税されていないケースがあるのです。 本書では、筆者の経験に基づき、数人の共著者の協力を得て、適正な課税がされていないパターン、固定資産税を見直すアプローチの方法などを、解説することとしています。 固定資産税の一般向けの書籍として、希少なものであると自負しています。

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