〈入門〉建設業会計の基礎知識
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 日本建設株式会社 <平成27年3月31日>貸借対照表の構造資産の部 現金預金 受取手形 完成工事未収入金 未成工事支出金 材料貯蔵品 その他流動資産計 建物・構築物 機械・運搬具 工具器具・備品 土地 その他無形固定資産 その他投資等固定資産計資産合計70,00030,00040,000110,00020,00020,000290,00060,00030,0005,00050,0001,00020,000166,000456,000負債及び純資産の部 支払手形 工事未払金 短期借入金 未払金 未払法人税等 未成工事受入金 その他流動負債流動負債計 長期借入金固定負債計 資本金 資本剰余金 利益剰余金純資産計負債純資産合計25,00025,00050,0005,0005,00080,00010,000200,00025,00025,00020,0000211,000231,000456,000単位(千円)損益計算書は一定期間(事例では、平成26年4月1日~平成27年3月31日)の経営成績を示したもので、収益と費用の内訳を記して当期の損益を明らかにする報告書です。損益計算書で、建設業に特有な勘定科目として挙げられるのは、次のとおりです。<貸方:収益の部>⑤完成工事高(建設業における「売上」)<借方:費用の部>⑥完成工事原価(建設業における「売上原価」)さらに、完成工事原価の内訳を示した完成工事原価報告書があります。この完成工事原価報告書は、原価を材料費、労務費(労務外注費を含む)、外注Ⅱ建設業特有の勘定科目とは63

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