〈入門〉建設業会計の基礎知識
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工事代金のうち、未回収の金額 会社の運営の要 まだ完成していない工事に支出した金額早期完成に向けて頑張りましょう 資産の部 現金預金 受取手形 完成工事未収入金 未成工事支出金 材料貯蔵品 その他流動資産計 建物・構築物 機械・運搬具 工具器具・備品 土地 その他無形固定資産 その他投資等固定資産計資産合計70,00030,00040,000110,00020,00020,000290,00060,00030,0005,00050,0001,00020,000166,000456,000工事代金をきちんと回収するまで仕事は終わっていません ⑵貸借対照表・負債及び純資産の部を見てみましょう流動負債には、建設業独特の勘定科目である未成工事受入金や工事未払金があります。未成工事受入金は現在仕掛中の工事に関する支出に対して、それに充当したもの、あるいは充当する予定として受け入れた前受金ですので、この勘定科目の性質上、財務分析では未成工事支出金との対比でその多寡を判断します。手形については、近時、その発行額は減少しつつありますが、依然として重要な取引の決済手段となっています。なお、国土交通省では、下請負業者に対する工事代金の手形払いについては、そのサイト(振出日から支払期日までの日数)が120日以内にすることが望ましいとしています。工事未払金についても、特定建設業者(発注者から直接工事を請負、かつ3,000万円(建築一式工事の場合は4,500万円)以上を下請契約する工事を施工する者をいいます)では、下請負人保護のために、代金の支払については下請負人からのⅠ建設業会計における経営分析の基本131

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