判断に迷う仕訳を起こせる会計術
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3第1章 試験には出ないが実務には出る仕訳Ⅰなぜ簿記は理解しているのに実務に対応できないか1) 簿記の勉強とは?簿記では仕訳というものを中心に勉強します。たとえば、当社は、A商品100円を掛で仕入れた。という取引が取り上げられ、「この取引の仕訳を書きなさい」という問題が出されます。このような取引を仕訳で表現できるようになることが、いわゆる簿記の「仕訳の勉強」というものになります。ちなみに、上記取引の仕訳は、(借)商品仕入高 100   (貸)買掛金 100 ※ 商品仕入高勘定の代わりに商品勘定を使う仕訳も考えられます。となります。しかし、残念ながらこのような仕訳をいくら覚えても、経理実務に十分には対応できません。つまり簿記の勉強、仕訳の勉強をしただけでは、経理の仕事を行う上でも困ることが多いということです。それはなぜでしょうか。

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