判断に迷う仕訳を起こせる会計術
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25第2章 ﹇視点1﹈勘定科目は何が正しいかを使用したり、判断ができないので「雑費」勘定を安易に使用したりなどすると、当然に問題が出てくることになります。では、どのように考えて勘定科目を選択すべきでしょうか。ここでは、①開示ルールの視点②税法の視点③経営管理の視点の3つの視点から見ていきましょう。POINT!「資産勘定か費用勘定か」、「販売費及び一般管理費の費用勘定か製造原価の費用勘定か」といった勘定科目の選択は、会計処理の問題であり、簿記で学習します。簿記を学習しても実務で勘定科目の選択に悩むのは、簿記だけでは学習できない勘定科目の選択にあたっての視点が必要だからです。

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