「収益店舗」所有の極意
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(7)い業者さんも多々おられたように感じています。それではビジネスチャンスを失うことにもなるでしょうし、顧客満足度を上げることは難しいだろうと感じることもしばしばでした。それはなぜかといいますと、売買契約をすることだけに意識が行き過ぎているからのように思えます。仲介業務は「売買すれば終わり」と考えておられ、後はお構いなしです。確かに仲介にはそういう一面もありますが、顧客を育ててリピーターになってもらった方が、仕事としては効率が良いように思います。どうも一回限りの仕事のやり方になっています。私のやり方がベストだとは思っていませんが、私の考え方に共感をもってくださった業者さんだけにお伝えしたいのです。僭越な表現になるかもしれませんが、収益店舗に関する融資の受け方や、収益不動産にまつわる顧客ニーズへの対応に関し、その知識レベルはかなり高いと思っています。その知識は自ら収益不動産を所有し、どうすることが失敗しないことにつながるかを常に考えて、実践しながら身に付けたものです。一朝一夕にして身に付けたものではありません。その知識やノウハウに興味を示してくださった業者さんに、それを伝授する機会を持ちたいと思っています。本書を、店舗を扱われる、あるいは扱いたいと思われている業者さんにも、是非ご一読いただければと願っております。 それでは、本書の章立てについてご説明いたします。本書は4章からなっています。

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