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国際税制研究No.11

国際税制研究No.11

  • 国際税制研究センター
発行
2003年10月30日
判型
B5判212頁/B5判212頁
ISBN
978-4-433-27673-7
定価
1,980(本体:1,800円)

在庫なし

概要

税制・税務をグローバルな視点で捉え、その世界的潮流とAPEC諸国や日本における問題点を考察・分析するとともに、豊富な実務情報の収録を図って、研究者・実務界を広く視野に収めた情報誌。

目次

〔巻頭Forum〕
トップエコノミストが語る「小泉構造改革の歩みと展望」
香西 泰(内閣府経済社会総合研究所所長)
吉川 洋(東京大学大学院経済学研究科教授・経済財政諮問会議議員)
高橋 進((株)日本総合研究所調査部長)
跡田直澄(慶應義塾大学商学部教授)
本間正明(大阪大学大学院経済学研究科教授・経済財政諮問会議議員・政府税制調査会委員)
〔Forum〕
法曹・会計・税務を取り巻く環境変化と今後の展望
─事前規制型社会から事後チェック社会に向けて─
苗村博子(弁護士)
河野 保(公認会計士)
植田 卓(税理士)
知原信良(大阪大学大学院法学研究科教授)
米国経済をどう見るか
中前 忠(中前国際経済研究所代表)
伊藤隆敏(東京大学先端科学技術研究センター教授)
滝田洋一(日本経済新聞編集委員)
森信茂樹(政策研究大学院大学客員教授)
〔Articles&Reports〕
◎デフレ経済と税財政・会計制度
税制調査会中期答申─「少子・高齢社会における税制のあり方」─について(古谷一之)
日本型二元的所得税論に対する批判と検討(森信茂樹)
企業会計と税制の乖離に関する考察(阿部泰久)
◎社会保障と財源問題
社会保障改革の論点整理(二川一男)
年金改革と税制(國枝繁樹)
財政・社会保障改革による国民負担への影響(跡田直澄・前川聡子 他)
◎アメリカ経済・財政
米国経済・財政の現状と課題(西垣秀樹)
米国の租税回避防止策の動向(川田 剛)
◎予算制度改革
公会計制度の現状と課題(西野裕久)
公会計制度改革の理論と実践(桜内文城)
包括予算制度─足立区の取り組み─(鈴木一夫)
◎制度・政策の最新動向
地方行財政の「三位一体の改革」について(松山健士)
大阪の都市再生について(山田宗範)
〔Book Review〕
『財政再建と民主主義─アメリカ連邦議会の予算編成改革分析』待鳥聡史 著(【評者】森信茂樹)
『デフレ下の法人課税改革』中里 実 著(【評者】林 宏昭)
『規制改革─「法と経済学」からの提言』八代尚宏 著(【評者】知原信良)
〔税制最前線―税の現場から―〕
第4回 国際税務専門官として活躍〔(神戸税務署)馬場三千代さん〕(跡田直澄・前川聡子)
〔News Line〕
APEC諸国の経済(UFJ総合研究所調査部)
〔Q&A〕
海外支店に帰属する資産・負債を海外合弁会社に現物出資した場合の課税関係(前田正宏)