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財務報告に係る内部統制の構築・評価・監査の実務

財務報告に係る内部統制の構築・評価・監査の実務

  • 鈴木輝夫 編著
発行
2007年03月23日
判型
A5判292頁
ISBN
978-4-433-33796-4
定価
2,750(本体:2,500円)

在庫なし

概要

■文書化のサンプルや質問書、インタビューのための主要な統制活動の例示、リスクアプローチの基本的な考え方や手法など…
『財務報告に係る内部統制の基準・実施基準』の概要とその実務対応を、図表を交えわかりやすく解説!
■基準及び実施基準は2008年4月1日以後開始事業年度より適用!

目次

第Ⅰ部 財務報告に係る内部統制の評価と監査の基準及び実施基準の概要
第1章 財務報告に係る内部統制の評価と監査の基準及び実施基準の審議過程
 1 わが国における開示に関する内部統制体制に対する動き
 2 「財務報告に係る内部統制の評価及び監査基準のあり方」の公表
 3 実施基準案の公表と最終化への流れ
 4 「会社法で要求される内部統制」と「財務報告に係る内部統制」の関係
 5 経済産業省「システム管理基準 追補版」と実施基準との関係
第2章 実施基準における経営者の内部統制評価の基本的枠組み
 1 4つの目的と6つの基本的要素
 2 内部統制の基本的要素
 3 内部統制の限界
 4 内部統制関係者の役割と責任
第3章 経営者による財務報告に係る内部統制の評価及び報告の対象範囲
 1 対象となる財務報告の範囲
 2 連結ベースの評価範囲
第4章 財務報告に係る内部統制の評価・報告の流れ          
 1 財務報告に係る内部統制の評価・報告の全体プロセス 
 2 全社的な内部統制の評価
 3 決算・財務報告プロセスの取扱い
 4 決算・財務報告以外の業務プロセスの取扱い
 5 業務プロセスに係る内部統制の評価
 6 ITを利用した内部統制の評価
第5章 財務報告に係る内部統制の有効性評価手続と判断        
 1 内部統制の有効性の評価体制 
 2 内部統制の有効性の判断
 3 評価手続等の記録及び保全
第6章 財務報告に係る内部統制監査 
 1 内部統制監査の目的とダイレクト・レポーティング
 2 内部統制監査と財務諸表監査の関係
 3 内部統制監査の実施
 4 内部統制監査が財務諸表監査の監査手続の実施時期に与える影響
 5 内部統制監査で特定した不備の財務諸表監査における取扱い
 6 監査報告書

第Ⅱ部 財務報告に係る内部統制の整備・運用状況の評価手続【実務編】
第1章 経営者による内部統制の評価・検証と体制 
 1 経営者による内部統制の評価体制
 2 財務報告に係る自己評価手続(コントロール・セルフ・アセスメント手続)の活用
第2章 全体的な内部統制と業務プロセスに係る内部統制の評価
 1 全社的な内部統制の評価
 2 決算・財務報告プロセスの評価
 3 決算・財務報告以外の業務プロセスに係る内部統制の整備状況の評価
第3章 内部統制の文書化の整備及び運用状況の自己評価
 1 標準的な内部統制評価マニュアルの作成
 2 文書化状況チェック(事前準備)
 3 整備状況の評価(デザインの評価)と運用状況の評価(運用の評価)の関係
 4 テストの種類
 5 統制の種類に基づく信頼性
 6 テストの分量(サンプル・サイズ)の決定
 7 サンプリング(試査)について
第4章 リスクアプローチについて
 1 リスクの分類とリスクマップによるリスクアプローチの考え方
 2 財務報告につながるビジネス情報の流れ
 3 プロセス分析と内部統制評価の関係
 4 内部統制評価のアプローチ
 5 リスクアプローチによる内部統制評価
第5章 リスク・コントロール・マトリックスの例示