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脱・スピード社会
まちと生命を守るソフトカー戦略
小栗幸夫
脱・スピード社会
発 行2009年4月10日
判 型A5判516頁  
ISBN978-4-433-37379-5
定 価2,808円(本体2,600円)
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著者紹介

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概要
危機の今こそ、自動車のスピードについてオープンに語ろう!
過去100年の自動車と都市開発の歴史をたどり、18年間の構想と2000年からの実践(ミレニアム・プロジェクト、愛・地球博、全国キャラバン、道路交通被害者との交流、オバマ氏への手紙)を伝え、未来へのソフトカー戦略を示す。
詳しくはこちらをご覧ください。

目次
第1章 ソフトカー −人工空間つくばで生まれた社会技術
第1節 筑波研究学園都市−“関係喪失症”を患う人工空間
第2節 交通環境改善キャンペーン
第3節 ソフトカーのコンセプトの誕生
第4節 セゾングループでのまちづくりとソフトカーへの想い
第5節 つくばエクスプレスで筑波は蘇った、か?

第2章 ハードカーと20世紀のディレンマ
第1節 速度を最大の魅力とした自動車の普及
第2節 自動車と道路を根幹とした20世紀の都市開発
第3節 自動車普及への都市計画からの対応
第4節 自動車普及と都市開発がもたらしたもの
第5節 20世紀のディレンマ

第3章 20世紀のディレンマの克服−その理念と現実
第1節 道路の多様な機能と自動車速度
第2節 歩行こそ道路交通の基本−歴史的・文明論的視点からの議論
第3節 近代都市計画と自動車への批判
第4節 新しい都市開発の理念がディレンマを越えるか?
第5節 自動車以外の交通手段に代替すれば問題は解決するか?

第4章 ソフトカー・ミレニアム・プロジェクトの展開
第1節 ミレニアム・プロジェクトへの申請と採択
第2節 ソフトカー・ミレニアム・プロジェクトの枠組み
第3節 速度を外部に表示する−最高速度表示装置の開発
第4節 設定以上の加速はできない−最高速度制御装置の開発
第5節 広報、デモンストレーション走行、報道、地域連携
第6節 ソフトカーのコンセプトはどのように受け止められたか?
第7節 世界とつながって−国際ネットワークの形成
第8節 ゆっくり走ることの誇り−第1期ソフトカー市街地走行実験(2000
年12月〜2002年1月)
第9節 不規則な動きと改良−最高速度制御装置のテストコース実験
第10節 企業・政府・地域・国際社会とネットワークの拡大
第11節 自動車的に最高速度が変わる−最高速度認識装置の開発
第12節 ソフトQカーの誕生
第13節 速度抑制と安定化のデータを取得−第2期ソフトカー市街地走行実験(2002年12月〜2003年3月)
第14節 日本自動車研究所でのソフトカー・システムの総合テスト
第15節 ポスト・ミレニアムの研究計画、成果発表、新しいネットワーク形成
第16節 ITS世界会議愛知・名古屋大会2004、そして、愛・地球博へ

第5章 愛・地球博とソフトカーEXPOキャラバン
第1節 ソフトカーEXPOキャラバンの興奮
第2節 ソフトQカー、愛・地球博へ
第3節 社会実験としてのソフトカーEXPOキャラバン

第6章 悲しみの現場こそ原点−ソフトカー・プロジェクトの転換
第1節 現場に立たねば!
第2節 福岡・海の中道大橋、3兄弟の死
第3節 川口・園児死傷事故の悲報−4人の幼い命の犠牲と17人の負傷
第4節 ソフトカー・プロジェクトの新しい展開
第5節 川口、福地さんとの出会い
第6節 交通法制と裁判−その壁・進展・限界
第7節 生活道路対策の進展と限界
第8節 えみるちゃんの死と風見さんの深い悲しみ
第9節 ソフトカーと、風になり、虹になった日

第7章 つながる、ささえあう、訴える−世界道路交通犠牲者の日を新しい起点に
第1節 世界道路交通犠牲者の日・生まれたつながり
第2節 北海道−関西−東京、それぞれのワールドデイ
第3節 つながった交通犠牲家族の人たち
第4節 加害者処罰と安全技術
第5節 子どもの命を守る歩車分離信号
第6節 事故と都市の構造
第7節 やはり大切な速度制御
第8節 メディアの支援
第9節 2008年、世界道路交通犠牲者の日へ

第8章 速度制御と外部コミュニケーションを基盤としたITSを
第1節 ソフトカーとITS
第2節 ITSの概観
第3節 国家プロジェクトとして推進されてきた、わが国のITS
第4節 カーナビ情報で事故が減った!
第5節 DSSS(安全運転支援システム)はどう評価されるべきか?
第6節 ASV(先進安全自動車)技術は道路交通を安全にするか?
第7節 ETCでも必要な速度制御
第8節 脱・スピード社会へ

第9章 脱・スピード社会に向けて
第1節 困難な目標に向かう
第2節 ロードピース、チョードリーさんとのコニュニケーション
第3節 2008年−世界道路交通犠牲者の日の私の提案
第4節 大阪、TAV交通死被害者の会シンポジウム「交通死ゼロをめざして」
第5節 東京、全国交通事故遺族の会の集まり
第6節 オバマ氏への手紙
第7節 体感と社会実験を基盤に変革を
第8節 脱・スピード社会の理念の共有を

著者紹介
小栗幸夫(おぐり ゆきお)
1946年、岐阜県瑞浪市生まれ。千葉商科大学政策情報学部教授、ソフトカー・プロジェクトチーム代表。早稲田大学第一政治経済学部、東京工業大学社会工学科研究生、一橋大学大学院経済学研究科修士課程を経て、フルブライト留学生として米国ペンシルヴァニア大学都市計画学部博士課程終了、Ph.D. in City Planning(都市計画学博士)。筑波大学社会工学系講師、セゾングループ・株式会社西洋環境開発勤務、株式会社アーバン・プラネット環境計画代表取締役などを経て2000年より現職。
[著書]『コミュニティオフィス・2005―自由時間都市ネットワークの提案』(PHP研究所、1989、編集代表)、『リゾート事業戦略』(清文社、1990、共著)、『活生のまちをつくる―自由時間都市における人と地域』(ぎょうせい、1999、共著)など。
[web sites]ソフトカー・ダイアリー(ブログ)、World Voice of Peace on Roads(英文ブログ)、世界道路交通犠牲者の日・つながるプラザ(掲示板)、ソフトカー・プロジェクト(ホームページ)。以上のサイトは『脱・スピード社会』のホームページhttp://heartland.geocities.jp/postspeedingsociety/にリンクされている。