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福祉現場のトラブル・事故の法律相談Q&A

福祉現場のトラブル・事故の法律相談Q&A

  • 弁護士 平田厚 著
発行
2015年05月15日
判型
A5判288頁
ISBN
978-4-433-55305-0
定価
2,860(本体:2,600円)

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概要

契約トラブル、プライバシー侵害、虐待、転倒事故、入浴事故、誤嚥事故など、典型事例の対処法・予防策を最新の法律・裁判例に基づき、徹底詳解。

目次

第1章 福祉サービス契約と現場のトラブル
Q1 契約の成立と現場のトラブル
Q2 契約の拒否と現場のトラブル
Q3 契約の内容と現場のトラブル
Q4 契約の終了と現場のトラブル
Q5 介護事故と現場のトラブル

第2章 権利擁護と現場のトラブル
Q6 プライバシーと現場のトラブル
Q7 個人情報と現場のトラブル
Q8 身体拘束と現場のトラブル
Q9 人格の尊重と現場のトラブル
Q10 職員の態度と現場のトラブル

第3章 虐待問題と現場のトラブル
Q11 児童虐待防止法と現場のトラブル
Q12 高齢者虐待防止法と現場のトラブル
Q13 障害者虐待防止法と現場のトラブル
Q14 虐待の定義と現場のトラブル
Q15 虐待の防止と現場のトラブル

第4章 労務管理と現場のトラブル
Q16 利用者の暴行と現場のトラブル
Q17 利用者の差別と現場のトラブル
Q18 職員の病気と現場のトラブル
Q19 職員の怠慢と現場のトラブル
Q20 職員の犯罪と現場のトラブル

第5章 介護事故と最近の裁判例
Q21 高齢者施設での転倒事故①
Q22 高齢者施設での転倒事故②
Q23 高齢者施設での転倒事故③
Q24 高齢者施設での転落事故
Q25 高齢者デイサービスでの転倒事故
Q26 高齢者ショートステイでの転倒事故①
Q27 高齢者ショートステイでの転倒事故②
Q28 高齢者ホームヘルプ中の転倒事故
Q29 高齢者グループホームでの転倒事故
Q30 高齢者施設での入浴事故
Q31 高齢者施設での熱傷事故
Q32 高齢者施設での誤嚥事故①
Q33 高齢者施設での誤嚥事故②
Q34 高齢者施設での誤嚥事故③
Q35 高齢者ショートステイでの誤嚥事故①
Q36 高齢者ショートステイでの誤嚥事故②
Q37 障害者施設での転倒事故
Q38 障害者施設での入浴事故
Q39 障害者ホームヘルプ中の誤嚥事故
Q40 障害者ショートステイ中の死亡事故
Q41 障害者施設での行方不明事故①
Q42 障害者施設での行方不明事故②
Q43 保育所での転倒事故
Q44 保育所での死亡事故
Q45 乳児院での死亡事故

第6章 介護事故に対する傾向と対策
Q46 予見可能性がないとされた裁判例
Q47 回避義務違反がないとされた裁判例
Q48 事後対応が不十分とされた裁判例
Q49 介護事故リスクマネジメントの方法
Q50 介護事故リスクマネジメントの具体化

著者紹介

平田厚(ひらたあつし)
弁護士/明治大学法科大学院教授
昭和35年5月、鹿児島県鹿児島市生まれ。昭和60年3月、東京大学経済学部経済学科卒業。昭和62年11月、司法試験合格。平成2年4月、弁護士登録。平成8年9月、ベルギー・ルーヴァンカソリック大学留学。平成16年4月、明治大学法科大学院専任教授就任(民法担当・現職)。平成24年1月、日比谷南法律事務所設立。

【主著】
『プラクティカル家族法』(日本加除出版、2014年)、『社会福祉学事典』(共著、丸善出版、2014年)、『現代の社会福祉100の論点Vol.2』(共著、2012年、全社協)、『成年後見制度を巡る諸問題』(共著、新日本法規、2012年)、『学びを深める福祉キーワード集』(共著、全国社会福祉協議会、2011年)、『権利擁護と福祉実践活動』(明石書店、2012年)、『虐待と親子の文学史』(論創社、2012年)、『親権と子どもの福祉』(明石書店、2010年)、『福祉サービス契約と権利擁護』(東社協、2010年)ほか多数